当院の特徴
「治す医療から支える医療まで」
同友会グループは患者さまの在宅復帰を応援します
共和病院では、急性期、地域包括ケア、医療療養の病棟を備え、患者さまの病態に応じた医療を展開しています。
各診療科の専門性を生かし、救急医療や急性期疾患への対応、継続的な治療とリハビリによる在宅復帰を支援する「治す医療」から、地域のかかりつけ医として慢性疾患や認知症に対応していく「支える医療」まで地域の健康問題にトータルに取り組み、健康で住みやすい街づくりに貢献していきます。
地域包括ケア病棟の設置
地域包括ケア病棟(5階44床)では、急性期後の患者さまに継続的な治療とリハビリテーションを行うことで、患者さまの在宅復帰をサポートします。
お年寄りが重度な要介護状態になられても住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後までつづけていただくことができるように、医療、介護、予防、住まい、生活支援を一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築が期待されています。
地域包括ケア病棟では、急性期医療を終えられた患者さまにスムーズに在宅や施設へ移行していただくために、在宅復帰支援計画を作成し、主治医、看護師、専従リハビリテーションスタッフ、医療相談員などが連携して、患者さまの症状の経過観察、リハビリや在宅での療養生活に向けた相談など支援活動を積極的に行っていきます。
在宅療養中の患者さまに入院が必要となった時にも在宅医からの依頼を受けて支援しています。
当院では、この地域包括ケア病棟44床に加え、一般急性期病棟44床、療養型病棟84床というそれぞれの病棟の機能を生かし、急性期の治療後のスムーズな在宅復帰、あるいは療養病棟へと患者さまの病態に沿った医療を展開しています。
最新の設備で安全安楽な内視鏡検査を実施しています
当院では上部消化管内視鏡検査には経鼻内視鏡、下部消化管内視鏡には最新鋭レーザー内視鏡を導入し、経験豊かな専門医と内視鏡療養指導士の資格を有する看護師による患者さまの苦痛の少ない安全安楽な内視鏡検査を実施しています。
高性能透析機器オンラインHDF(血液濾過透析)の導入
当院では2012年8月よりオンライン用透析装置を装備し、患者さまにオンラインHDFを導入しています。
オンラインHDF(血液濾過透析)は最新鋭の透析装置であり、通常の血液透析では改善しないかゆみ、いらいら、不眠、骨痛の改善効果があるとされています。
透析室では明るい雰囲気で患者さまにリラックスして透析を受けていただけるよう環境を整備しています。
温冷配膳車を用いた食事管理
当院では温冷配膳車を導入し、衛生管理を図り、冷たい料理は冷たく、温かい料理は温かく、適切な温度で食事を提供しています。治療に必要な制限のある食事でも、できる限りおいしく、季節感を感じて食を楽しんでいただけるように取り組んでいます。
食事療法が必要な患者さまには、医師の指示に基づき、管理栄養士が療養のために必要な食事指導を行っています。疾患に合わせ、患者さまの生活背景、食習慣を考慮しながら食事指導や食事計画を提案しています。
診療の重要な要素である「食」の専門家として、管理栄養士は医師、看護師とも連携し、カンファレンスや回診などチーム医療へ参画しています。
地域社会との触れ合い
当院では共和病院院長杯ゲートボール大会や健康教室、共話カフェなど地域社会と触れ合う中で健康増進に取り組んでいます。