 放射線科
放射線科
      
      
      放射線科の特徴
当院放射線科では、高い撮影技術はもとより「一期一会の気持ちで患者さまに接すること」をモットーとして患者さまに良質な医療サービスを提供出来るように心がけています。患者さまが安心安全で患者さまに選ばれる医療を目指してスタッフ一同精進しますので、よろしくお願いいたします。
          一般撮影装置、CT、MRI、多目的オールデジタルX線TVシステム、画像診断装置ワークステーションなど多様な専門検査機器を駆使し、患者さまの診断に貢献しています。
        
一般X線検査
X線を診たい部位にあてて、身体を通過した情報から疾患や骨折の有無を調べる検査です。検査部位によって姿勢(立位・臥位・座位)や身体の向きが異なります。また、より良い画像を撮影するために息止めの合図をすることがあります。
              当院では2021年9月に、最新鋭のFPD(フラットパネルディデクタ)を導入しました。
              導入に伴い、従来の画像よりも高画質で画像が得られ、優れた操作性に加えて検査スピードも向上し、あらゆる場面でも対応可能となりました。散乱線低減処理ソフトにより、被ばく低減も可能となりました。
 
          検査時間:5~15分程度(検査内容で異なります)
一般X線検査時注意事項
金属(ネックレス・ピアス・ヘアピン・ブレスレット・時計等)や湿布・カイロなどは、撮影部位にあわせて外すようにお願いします。検査着も用意しておりますので、必要な方はお申し出ください。妊娠またはその疑いがある方は、撮影前にお申し出ください。
CT検査
マルチスライスX線CT検査装置により脳血管障害、胸・腹部病変、四肢外傷への迅速な対応と高分解画像抽出を実現。他にも一般撮影検査、消化管造影検査、泌尿器科検査。血管造影検査、整形外科の術中イメージ透視など幅広い検査にも対応してます。
              当院では2021年9月に、80列マルチスライスCT装置に更新しました。これにより検査の待ち時間が短縮され、緊急検査もすぐ対応できるようになりました。AiCE(Deep Learningを駆使した被ばく低減技術)の導入のよって低線量化しても空間分解能が向上し、大幅なノイズ低減効果が得られ、低被ばく撮影での検査を行なう事ができました。またSEMAR(金属アーチファクト低減技術)の適用により見えにくかった体内の金属部分も見えるようになりました。
 
          - 
					   COVID19 
- 
					   COVID19 
- 
					   肺がん 
- 
					   小腸イレウス 
- 
					   髄膜腫 
- 
					   脳出血 
- 
					   単純CT 
- 
					   造影CT 
- 
					   VR 
CT検査時間:単純検査5~10分程度 / 造影検査20分程度
CT検査時注意事項
CT検査全般:妊娠中やその可能性のある患者さまは、必ずお申し出ください。
単純CT検査
- 腹部・骨盤検査
 検査の3時間前までに食事を済ませてください。
 水分制限はございませんが、ジュース類は飲まないでください。
 ※骨盤検査の患者さまは、検査前1時間は排尿(おしっこ)を控えてください。
- その他検査(頭部、頸部、胸部、腰部等)
 食事はしていただいて結構です。
 水分制限はございません。
造影CT検査
- 検査予約時間30分前までには、受付へお越しください。
- 検査部位に関わらず、検査3時間前までに食事を済ませてください。(水、お茶は可)
- 検査の30分位前に200ml(コップ1杯)の水、お茶を飲むようにしてください。
 ※骨盤検査の患者さまは、検査前1時間は排尿(おしっこ)を控えてください。
- 心臓病や高血圧等のお薬は従来通り服用してください。
MRI検査
1.5T(テスラ)の高規格で高精細な画像機器を用いて、認知症解析ソフトを利用した診断を実施しています。血管抽出においても脳血管や頚部の血管、下肢の静脈瘤や狭窄等に対するアプローチも積極的に行えるようになりました。急性期脳梗塞の診断においても脳卒中直後の超急性期にて検査を行なう事により早い段階で脳梗塞を抽出出来るようになりました。腹部にでは肝がんの診断や鑑別も薄いスライスの画像構成や各種造影剤を用いることで詳細に病変部の診断を行えるようになりました。
 
          - 
					   圧迫骨折① 
- 
					   圧迫骨折② 
- 
					   前立腺がん① 
- 
					   前立腺がん② 
- 
					   両下肢MRA① 
- 
					   両下肢MRA② 
- 
					   両下肢MRA③ 
- 
					   急性期脳梗塞 
- 
					   MRCP 
- 
					   MRI造影検査① 
- 
					   MRI造影検査② 
検査時間:単純検査30分程度 / 造影検査50分程度
MRI検査時注意事項
- 検査予定時間の15分前には当院受付へお越しください。
- 検査は予約制ですので、時間に遅れますと検査が出来ない場合がございます。
- 腹部、骨盤腔内の検査は、検査予約の3時間前から食事(食べ物)をとらないでください。
 (水、お茶は飲んでいただいても大丈夫です。)
- MRCP検査時は、検査3時間前から食事(食べ物)をとらないでください。
 (水、お茶は、1時間前から飲まないようにしてください。)
- 
              MRI検査適応の確認必要項目 - 心臓人工弁
- 脳室内シャント
- ステント(脳、心臓、腹部等)
- 脳動脈瘤クリップ、コイル
- 人工関節・プレート・ボルト
- その他体内金属(金属片含む)
- 脳深部刺激療法の植込み機器
- 刺青(イレズミ)
 
MRI検査を受けれない方
- 心臓ペースメーカー
- 神経刺激装置
- 植込み型除細動器
- 人工内耳
- 磁石を使ったインプラント
- 閉所恐怖症
- 可動性義眼、眼窩内異物
- 妊娠中の方
MRI検査時に検査室に持ち込みできないもの
- 金属類 (腕時計・携帯電話・鍵・硬貨紙幣・補聴器・ヘアピン・アクセサリー・体に身につけられている物(ブラジャーのホック、治療針、カイロ、付けまつげ、入れ歯、かつら)等の金属類が含まれている物)
- その他 (キャッシュカード・コンタクトレンズ(カラー)・ヒートテック下着・湿布・エレキバン等)
- 化粧品 (マスカラ・アイシャド―・アートメイク等)
 ※検査前に化粧を落としていただく場合があります
当院ではこのような事を行なっています
MRIによる脳ドッグ(頭頸部)
脳動脈瘤や脳動脈の閉塞や狭窄、脳動脈奇形などの診断に効果を発揮します。
頸部の血管の様子を詳しく立体画像化するMRA検査では、直径3mm程度のごく小さな動脈瘤でも発見することが可能です。脳動脈瘤は、くも膜下出血のリスク要因であり、早期発見と迅速な治療を行うことでリスクの回避ができます。
- 
					   頚部MRA 
- 
					   頭部MRA① 
- 
					   頭部MRA② 
VSRAD (ブイエスラド) 早期アルツハイマー型認知症診断支援システム
Voxel-based Specific Regional analysis system for Alzheimer’s Disease
頭文字を取って”VSRAD”と呼びます。MRIの検査データを使って脳の萎縮を調べる検査で、アルツハイマー型認知症の早期発見に効果的と言えます。アルツハイマー型認知症はもの忘れの進行とともに脳の萎縮、特に海馬、海馬傍回、扁桃という記憶に関する部分が萎縮します。VSRADはこの萎縮の程度をみる検査です。
-VSRADは内側側頭部の萎縮の強さを4段階の数字で表しています。
 萎縮度が0から1→萎縮はほとんど見られません。
 萎縮度が1から2→萎縮がややみられる。
 萎縮度が2から3→かなりの萎縮がみられ、アルツハイマー型認知症の可能性が高まります。
 萎縮度が3を超える→脳に強い萎縮が見られる状態です。
 
VSRADサンプルレポート
次のような症状のある方にお勧めします
- もの忘れが気になる方
- 軽度認知症障害や認知症と診断されている方
脳波
高齢者の非けいれん性てんかん発作は認知症と鑑別が困難な場合があります。主としてその鑑別のため行います。
頸動脈エコー
アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症も多くの場合、脳血管障害の合併を認めます。頸動脈エコーで動脈硬化の程度を判定し必要であれば治療を行ないます。
X線透視検査(X線TV検査)
人体には、一般のレントゲンでは写る部分と写らない部分があります。
                その写らない部分を見たい為に造影剤を体内に注入したり飲んで頂いたりしてX線写真を撮影していく検査の事です。胃のバリウム検査をはじめ、食道、小腸、大腸といった消化管疾患の診断に用いたり、骨折や脱臼の整復などさまざまな検査や処置の補助的役割としても用いられています。
             

- 
					   胃X線検査① 
- 
					   胃X線検査② 
- 
					   注腸 
- 
					   PTCD 
- 
					   神経根ブロック 
検査時間:30分程度(検査内容で異なります)
食道・胃バリウム検査時注意事項
- 検査予約時間15分前までには、受付へお越しください。
- 検査前日の食事は午後10時までに済ませてください。(検査前日の午後10時以降から検査終了までは食事はしないでください。)
- 水のみ、就寝前までには飲んでいただいても差し支えありません。検査当日の水分摂取は、検査開始2時間前であれば水のみ200ml(コップ1杯)までは飲んでいただいてもかまいません。
- 心臓病や高血圧症等の内服薬は、約3時間前までに服用してください。
- タバコ、お酒は検査前日午後8時から検査終了まで飲まないでください。
各種検査についてご不明な点がございましたら、
お気軽に電話でお問い合わせください。







