栄養給食科
臨床栄養管理
私たち管理栄養士は、特別な栄養管理が必要と医師が判断した患者さまについて、栄養状態の評価を行い、該当患者さまごとの栄養状態・摂食機能および食形態を考慮した「栄養管理計画」を作成しています。個別に患者さまのもとへ伺い、病院食(治療食)の説明や相談、栄養指導などを行っています。その中でも必要な患者さまに関しては、医師・看護師をはじめとした他職種と話し合いながら栄養管理の評価・計画を進めています。
栄養食事指導(入院/外来)
医師が食事療法が必要と認めた患者さまに対し、医師の指示に基づき、療養のために必要な食事指導を行っています。例えば糖尿病・高血圧症・肥満症・維持透析など、疾患にあわせて、患者さまの生活背景・食習慣を考慮しながら食事指導や食事計画を提案しています。
外来 栄養相談・指導実施時間(約20~40分程度/1件)
午前診療時間 9:00~12:30 |
※予約・または当日受付可 月~土曜日 9:00/10:00/11:00/12:00 |
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夜間診療時間 17:00~ |
※完全予約制 第2・4金曜日 17:30/18:00 |
その他 栄養指導・相談 |
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ご希望される方は、主治医、もしくはお近くの職員までお声かけください。
病院食・食事提供
入院中の患者さまに対し、治療の一環として食事を提供しています。
当院では温冷配膳車を導入し、衛生管理を図り、冷たい料理は冷たく・温かい料理は温かく、適切な温度で食事を配膳しています。患者さまの嗜好やアレルギーに考慮した食事対応も行っています。
病院食は、特別な制限のない「一般食」と、治療に必要な制限をしている「特別食」にわけられます。
温冷配膳車
常食
行事食(ひなまつり)
特別食は、糖尿病や痛風、肥満などを考慮した「エネルギーコントロール食」、心疾患や高血圧に考慮した「心臓食/高血圧食」(減塩)、腎疾患や透析を受けられている方への「たんぱく質コントロール食」「透析食」などをはじめとし、8種類設定しています。
また、摂食嚥下状態を考慮した食形態の対応(きざみ食・つぶし食・ミキサー食など)も行っています。その他、患者さまの病状や嚥下機能などを考慮し、栄養補助食品を数種類採用し、活用しています。
患者さまに季節を感じていただけるような特別なお食事として、「行事食」を提供しています。
(例:お正月、節分、ひなまつり、こどもの日、七夕、敬老の日など)
チーム医療/他職種との連携・委員会活動
他職種とのカンファレンスや回診なども行い、チーム医療へ参画しています。
- 褥瘡対策チーム
- 栄養サポートチーム(NST)
- 糖尿病透析予防指導/糖尿病チーム
- 各種委員会:感染対策、医療安全、専門教育、栄養管理委員会 など