地域包括ケア
地域包括ケア病棟について
地域包括ケア病棟(5階病棟 44床)では、急性期後の患者さまに継続的な治療とリハビリテーションを行うことで、患者さまの在宅復帰をサポートします。
地域包括ケア病棟の役割は、急性期の治療を終え病状は安定しても自宅や施設に変えることに不安のある患者さまに、安心してご自宅へ帰れるよう支援することです。
患者さまがスムーズに在宅復帰ができるよう、医師、看護師、リハビリスタッフ、在宅復帰支援担当者等が協力し、効率的にリハビリや退院支援を行い在宅療養まで切れ目のない医療の提供を行います。
地域包括ケア病棟の対象
主に次のような患者さまが対象となります。
- 入院治療により症状が改善したが、もう少し経過観察が必要な方
- 入院治療により症状が安定し、在宅復帰に向けてリハビリテーションが必要な方
※地域包括ケア病棟への入院については主治医が判断し、患者さまやご家族の方へ提案し、ご了承いただけた場合、地域包括ケア病棟へ入院となります。
地域包括ケア病棟の入院費用
費用は基本的に包括制です。包括料金の中に、リハビリテーション・投薬料・注射料・簡単な処置料・検査料・画像診断料などの費用が含まれます。その他、入院時の食事負担、保険外負担が別途かかります。
レスパイト入院について
地域包括ケア病棟では、 介護保険制度におけるショートステイの利用が困難な常時医療管理が必要な方の介護者の諸事情 (介護者の病気や事故、 冠婚葬祭、 介護者の負担軽減等) により、 在宅での介護が一時的に困難になった場合、 介護者を支援する目的で短期間の入院をお受けしています。
対象の方で介護保険によるショートステイの利用が困難な方がご利用いただけます。