私たちは患者さまおひとりおひとりの個性を尊重し、
安心して療養していただけるよう、
心の通じる暖かい看護、信頼される看護を目指します。
患者さま一人一人の個性を尊重し、 あたたかい看護、信頼される看護をめざします。
看護には「気付き」がとても大切です。患者さまを看て、触れて、感じて、いろんな変化に「気付く」ことで次の看護につなげることができます。そうした看護を実践するにはもちろん知識や技術が大切ですけれども、なによりもスタッフが身も心も元気でなくてはなりません。だからスタッフ間の「気付き」もとても重要なことです。ちょっと元気がなかったり、しんどそうだったりということにお互いが気付いて声を掛け合うこと、そこでのスタッフ間、部署間の信頼関係が私たちの看護の要であり、そうした「気付き」を大切にしていきたい、スタッフの言葉に耳を傾けていく、サポートしていける看護部長室でありたいと思います。
2023年5月8日より新型コロナウイルスも5類へ移行となり私たちの医療や看護、周りの環境も変化していきます。コロナ時代に経験したたくさんの悲しみや辛さ、制限のある医療や看護の中で普段の看護が行えないもどかしさを感じた3年間でした。今回の5類への移行は、そんな思いを打破するためのきっかけになればと感じています。今までの経験を無駄にせず、一歩踏み出して少しずつ進化・進歩し、私たちの意識も変えていける、そんなきっかけになればと思っています。
今年度はそんな思いを込めた看護スローガンとなっています。
「つなげよう、思いやりの看護! ふみ出そう明日への一歩!」患者様に安心・安全を提供できる看護、スタッフが活き活きと働き続けることのできる環境、「気づき」「やさしさ」「思いやり」を大切に看護部一丸となって取り組んでいきたいと思います。
また、スタッフに対しても「気づき」「やさしさ」「思いやり」がある職場づくりが大切です。
新人さんにとって「はたらきやすい職場」である前に「居心地の良い場所」になること。新卒さんの名札にはひまわりのシール、中途の新人さんの名札にはクローバーのシールを貼って、その名札を見かけたらどの部門のスタッフも声掛けを行うこと、ウエルカムの色紙を創る等の取り組みを行いました。シールや色紙のデザインはどれもが昨年、一昨年に入職したスタッフの手によるものです。密にならないように気を付けなくてもならないけれども、困ったことがあったらいつでも声をかけてね!というメッセージを誰もが発信し、看護部全体でお互いを尊重し、信頼しあえるチーム作りを行っていきます。
看護部長 鄭 有紀