職員の素顔

Tさん ハーモニー共和 看護師
1. 介護の仕事に就こうと思ったきっかけは何ですか
子供のころから祖母と同居していて母が介護に携わる姿を見ていました。自分にできることはないか、家で母の力になりたいと思ったことが看護師になるきっかけでした。
2. 入る前と入ってからでギャップを感じますか
看護師になった当初は急性期の病院で勤めていました。
当施設には病院で治療が終わり、体調が落ち着いた方がリハビリを目的に入所されます。
看護師としてご利用者様の健康管理が主な業務となるため、日々寄り添い、些細な変化を見逃さないようにつとめています。また、夜勤帯などの施設医の不在時に自身で判断をしなければならないときがあり、そんな時は責任のある重要な仕事だと感じています。
3. 働き始めて今も続けられる理由は何ですか
以前から介護施設で看護の仕事がしたかった事が叶い、今の仕事にやりがいを感じていることが大きいです。時にはしんどいと思う時もありますが、仲の良い同僚や、同じ看護師の妻や義理の母たちに話を聞いてもらったりアドバイスをもらうことで楽しく続けられています。
4. 今感じているハーモニー共和の課題と取り組みたいことを教えてください
ご利用者様には認知症の方が多くおられますが、中にはご自身で痛みや苦しみを上手に伝えられない方がいらっしゃいます。そういった方々の体調の変化に対していかに早く気づき対応できるかが課題と感じていますので、看護師だけでなく、介護士たちと一緒に取り組んでいきたいと思っています。
5. 介護の仕事で今までで一番うれしかったことは何ですか
援助した際に「男性の看護師で心配したけどこれからはあなたにお願いしたいわ。」や、ご利用者様の状態が悪化した際にご家族様から「あなたに看てもらえてすごく安心できました、ありがとう」という言葉をいただいた時、自分の看護、介護が不安や負担の軽減につながったと感じることができ、とてもうれしかったです。それでも、もっと良い看護ができたのではないかといつも自問自答するようにしています。
6. これから仲間になる方へのメッセージ
老人保健施設は看護よりも介護が中心となります。看護師の人数や医療機器は病院にくらべると制限はありますが、病院とは違いご利用者様とゆっくりふれあい、寄り添う看護、介護が提供できます。やりがいがあり働きやすい職場だと思いますので、ぜひ仲間に加わっていただきたいと思います。
