学生としての自分も有資格者としての自分も尊重してくれる職場

学生としての自分も有資格者としての自分も尊重してくれる職場

斎藤祐史

若いころの夢はサックス奏者でしたが、その夢を断念することになってからは、派遣でクレーム対応の仕事をしていました。派遣先の移転を機に手に職をつけたいと考えていたころ、祖母が認知症になり母が介護に苦労する姿を目にしていました。何とか支えるために役に立つ人間になりたいという思いから、初めは介護の職を身に着けようと考えました。介護の実習などを通して垣間見る医療の現場で、深い知識を持って患者さんとかかわる看護師の姿を見て、次第に興味をもつようになりました。

働きながら看護資格を取得することを目標にして、准看護学校に通う傍ら、空き時間は精神科の病院で働きました。准看護学校の2年間は貯金を切り崩してでも奨学金を受けずに乗りきり、進学コースの時に奨学金のある病院に勤務しようと計画していました。だから准看護学生の間は、勉強と仕事の両立と言うよりは、とにかく食べていくことが大変だったんです。

なんとか准看護師になって進学も決まり、同級生で共和病院の職員がいたことと、実習病院としても実習を受けた友人の話を聞いていたので、応募しました。奨学金を受けながら勤労学生として3年間学校と病院勤務を両立し、この春晴れて看護師の免許を取得しました。

共和病院の印象としては研修の充実です。病院の新人研修に続いて看護部の卒後研修である「ひまわり研修」に参加させていただいていますが、すごく実践的で実際の仕事と連動しているテーマをじっくりと学ばせていただいています。「患者把握」の研修では、カルテから情報収集して整理する手法を学び、カルテの見方が本当に変わりました。仕事では以前の職場とは患者様のタイプも異なりますし、有資格者として患者様と接することのプレッシャーもありますが、笑顔とあいさつだけはしっかりと心がけて実践しています。たまにミスをして申し訳なくへこみかける私を、逆に患者様が励ましてくださいます。

共和病院は、奨学金制度とともに、学生としての自分を大切にしてくれる場所だと感じます。

勤労学生時代、学生としても准看護師としても求められることが現場ごとにそれぞれ違い、どちらも中途半端になっているのではないかと悩んだり、同期との差ができることに焦ったりしていました。

そんな私をこちらの病院の皆さんがいつも暖かく見守って下さり、声をかけてくださったことが大きな励みになりました。

ここでは有資格者としての自分も、学生としての自分も尊重してくれていると実感します。この春からやっと常勤勤務が始まりますので、有資格者としての役割をしっかり果たし、学んだことを実践で生かせるよう頑張りたいです。

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